過去のツーリング 北海道 士別・名寄編

士別の旅館を出て、ちょっと休憩


北海道名寄市の夏のピヤシリ・スキー場前で休憩

北海道のな~が~い直線道路に感動!

 うっうー。北海道のひたすら長い直線道路に感動です。

幌延ビジターセンター訪問

 士別から国道40号で北上し、日本海側を上る国道232号と幌延あたりで合流してから、道道972号をしばらく走ると「幌延ビジターセンター」に到着します。

国道40号から見える稚内の風車

 国道40号を稚内に向けてひたすら北上すると、稚内の風力発電の風車が見えてきました。写真でははるか彼方に小さく見えていますが、近づくと大きな風車です。それが何台も並んで設置されて、羽根が回っている様は壮絶する眺めです。

 この後、ツーリング計画を大幅に変更し、予約していた宿の方々にご迷惑をおかけする事態となる兆候が後ろタイヤに出ていました。この写真の後ろタイヤを拡大するとタイヤ中央部のブロックはなく丸坊主の状態で、しかもところどころ銀色のワイヤーも見え隠れしています。とても危険なタイヤの状態に近づいています。ただし、稚内のレッドバロンの夏限定営業店、「バイクステーション稚内」があると調べてあるので相談する心積もりでした。

上サロベツ原野に到着

利尻富士が良く見えます。

稚内恵山泊漁港公園(ノシャップ岬)に到着。でも😢涙の計画変更に

 とうとう、ノシャップ岬にある稚内恵山泊漁港公園に到着しました。美しい夕日が有名な公園です。この後、宗谷岬を越えてオホーツクの海を眺めながら、枝幸町で一泊する予定でした。今回は北海道を一周し、そして九州に行く工程でした。

 しかし、東京を出る時にタイヤの溝に不安がありましたが、北海道ツーリング初心者のあるあるかもしれません。稚内到着時、タイヤの溝点検が要交換ゾーンになっていました。レッドバロンの夏限定営業の店「バイクステーション稚内」に相談すると、タイヤは全く駄目だという判断です。この店で交換するにしても、このバイクのタイヤサイズは特殊で取り寄せしないとだめだそうで、しかもタイヤメーカーはお盆休みで稚内では取り寄せにも時間がかかるそうです。私はこの日は「枝幸町」の宿も予約していますし、小樽から舞鶴行のフェリーの予定を取っていましたし、そして九州のホテルも予約済みです。万事休すに陥ってしまいました。私は放心状態になりましたが、店員は小樽のフェリーの件があるのであれば、小樽にあるレッドバロンの店で相談すれば、うまく都合がいくのではと言われました。(注 私の記憶で2005年のツーリングを2019年に記しています。間違いがあるときはご容赦ください。ちなみに現在はレッドバロン小樽店はありません。)

 バイクステーション稚内のレッドバロンの店員の方に小樽の店に連絡いただき、話を通していただきました。

 それからは稚内から小樽に向けて死の行軍でした。ツーリングを中止した方が良いという店の方に必死にでお願いして、店の方は一切保証はしないというという条件でアドバイスをいただきました。後ろタイヤに負荷をかけるのは、信号での停止と発車、加速と減速といえこと、また、極力後ろブレーキは使わず、また荷重を後ろタイヤにかけないで走ることでした。道は日本海側を中心に、国道40号と232号、231号、337号、5号を通って小樽に行くことにしまた。

 そしてはっきり言って命がけのツーリングが始まりました。今から思えば、馬鹿なことをしたと思います。普通はフェリーも宿もキャンセルし、稚内でお盆休みが終わるまで、稚内観光して過ごすべきだったと反省しています。

 実際に走り出すと、さすが北海道です。法定速度でどれだけ抜かされても忍耐を持って走るとなんとか小樽に到着し、小樽のレッドバロンに飛び込みました。ただし、その店にもこのバイクのタイヤの在庫はないので、盆休み明けに頑張っていただくことになりました。その間、代車としてフュージョン250CCをお借りさせていただきました。